ぜんそくの症状を抑えるための気管支拡張薬

気管支喘息では、気道の炎症を抑える吸入ステロイドが治療の基本です。

しかし梅雨時には特に、ジメジメした空気の刺激で咳や息苦しさが増しやすいものです。

この時期は気管支拡張薬を追加で使っていただく患者さんが多くなります。

β刺激薬と呼ばれる種類のものを用いるのが定番で、吸入ステロイドと合剤にしたものも複数存在します。

また、β刺激薬では手の震えなど副作用が生じてしまい使えないという方もまれにいらっしゃいますので、吸入抗コリン薬という薬剤をそのような場合には使っています。

2018年06月19日