呼気NOによる喘息診断の続報

7月10日の記事で、気管支喘息の画期的な検査である呼気NO(一酸化窒素)を導入したことについて扱いました。
長引く咳で苦しんでいる方の原因を確定すること、それにより適切な治療を行うことに大きな福音となっています。

ドイツの研究グループが医学雑誌『Thorax』に、検査の正確性について発表しています。(Thorax 2017 Feb;72(2):109-116.)
『呼気NOで引っかかったら喘息の診断でよさそうだ。引っかからない場合は喘息ではないかというと、症状と合わせての判断が必要だ』という結果でした。日々の印象としても妥当なところだと思います。

 

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2017年08月27日