喘息の吸入薬、効果と値段のバランスとは

喘息の吸入療法では、発作以外の日常に使うものの成分は3種類あります。
①吸入ステロイド(ICS)
②気管支拡張薬(LABA)
③気管支拡張薬(LAMA)

③LAMAは2017年現在はガイドライン上で①、②より優先度が低いため、実質的には①と②を使うわけです。

①ICSが基本の薬。それだけで症状がおさまらない方は、②LABAとの合剤を使うわけです。

合剤が各メーカーから発売されており、一度の吸入で済むので楽なため非常に多く使われています。
ただ、1カ月当たりの薬価では
ICSのみ…2000円前後
ICS+LABA合剤…6000円~12000円前後

とかなりの差があります。

医師の指示に従わないといけませんが、症状が落ち着いていれば慎重に安い薬に切り替えられる場合があります。

 

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2017年09月24日