汗をかいてビール=痛風発作の季節です

健康診断で尿酸が高かった方も多いのではないでしょうか。
尿酸が7.0mg/dlを超えていると、尿酸の結晶が体のあちこちに沈着します。
激しい運動や、発汗による脱水が重なると尿酸の結晶が手や足の関節炎を起こします。『風にあたっても痛い』ことから痛風と言われています。

尿酸を下げるには食事のプリン体が大敵。レバーやビールには特に多量に含まれています。
逆に、水分を積極的にとって尿酸を尿に出してしまうことが痛風予防になります。1日2Lが目安です。ウォーキングのような適度な運動も有効です。

それでも、以下の場合は尿酸を下げる薬の内服をおすすめします。
・痛風発作の経験者
・尿酸が9mg/dl以上
・尿酸が8mg/dl以上で、高血圧や糖尿病、心臓病、腎臓病などの病気を持っている方

尿酸高値は動脈硬化を進行させて心、脳血管障害の原因にもなります。ビールがおいしい季節ですがくれぐれも飲みすぎにはご注意ください。

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2017年07月15日