スギ花粉症、ハウスダストの舌下免疫療法

スギ花粉、ハウスダストの舌下免疫療法について
スギ花粉症は日本で3000万人が持つ病気。一年中鼻炎症状が続くハウスダストアレルギーも生活の質を悪くしてしまいます。治療としては、内服薬、点鼻薬、点眼薬が従来行われています。症状を抑えることはできますが、アレルギー体質自体を治療する方法はこれまでありませんでした。
花粉、ハウスダストの原因物質(アレルゲン)を毎日服用して体質を慣らす『アレルゲン免疫療法』が近年注目されています。

舌下免疫療法」はその一種で内服で治療でき、血液検査と症状からスギ花粉症、ハウスダストアレルギーと確定診断された5歳以上の患者さんが治療を受けることができます。おすすめできる方法としては、『医療費のかからない中学生のときに舌下免疫療法をはじめて高校受験のときにやり終える』というのもよいと思います。受験勉強のときに症状や抗ヒスタミン薬の眠気を気にしなくて済みます。

1日1回、少量から服用をはじめ、3~5年継続して治療します。※花粉症の時期以外も続けて服用します。

3年間の服用により、7-9割の方が症状の軽減や薬剤の減量が可能と報告されています。

副作用としては口、のどのかゆみが生じる場合があり、抗アレルギー薬で対応します。まれに重症のアレルギーであるショック、アナフィラキシーの報告があり、はじめての服用は医院で行います。翌日以降は自宅で服用できます。

スギ花粉症治療のシダキュアの場合、薬価は1カ月あたり約4300円(3割負担の場合で約1300円)です。
ハウスダスト(ダニ)アレルギーのミティキュアの場合、薬価は1カ月あたり約6000円(3割負担の場合で約1800円)です。

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