嵐の夜は喘息発作にご注意を

台風が近づいています。急に雨が降って、気温が下がることも多い季節です。
このような時に喘息発作の方が増えるというデータがあります。
気圧が下がることで気道粘膜からの分泌が増えたり、寒い空気や湿り気が気管を刺激することで発作を起こすと考えられています。

普段から症状がなくとも吸入薬などでしっかり喘息の炎症をおさえておくことが発作を減らします。
ただ、発作が起きてしまったらどうすればよいでしょうか。

・屯用の気管支拡張薬の吸入などが処方されている場合は、それを使います。
・水分を多めにとることで、痰の切れを改善します。
・完全に横になるよりは少し体を起こしたほうが苦しさがとれることが多いです。

喘息発作は、出たら早めに対応したほうが寛解しやすいというのが原則です。ご自宅の薬ですぐに楽にならないときは、ネブライザー吸入や点滴のために医療機関の受診をお勧めします。

喘息天気予報というサイトではその日の喘息リスクを出してくれていますので参考にどうぞ。

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【西岡医院】
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2017年07月31日