女性の睡眠時無呼吸症状は、見過ごされる可能性が高い

睡眠時無呼吸症候群の患者さんの3分の2は男性です。
一方で、『いびき』、『日中の眠気』のような症状があっても、女性は男性と比較して睡眠時無呼吸症候群の診断、治療を受けていない傾向があることがスウェーデンの調査でわかりました。

1999年~2012年にかけて、10854人のデータから分かったことは、睡眠呼吸障害の症状がある方のうち、
・睡眠時無呼吸症候群と診断されていたのは男性の25%、女性の14%
・睡眠時無呼吸症候群の治療を受けていたのは男性の17%、女性の11%
・CPAP療法(持続起動陽圧)を受けていたのは男性の6%、女性の3%

と、女性では治療を受けている割合が低めでした。
睡眠時無呼吸症候群がもたらす生活習慣病や心疾患のリスクは男女同様であり、女性でも無呼吸の可能性をしっかり考えることが大事です。

当院では最新機器を用いて、入院不要で睡眠時無呼吸症候群の簡易検査、精密検査ができますので気軽にご相談ください。
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2017年08月01日