睡眠時無呼吸症候群で検査、治療を行うときの流れ

睡眠時無呼吸症候群(以下SAS)が気になる、という方は意外と多いです。

ただ、他の病気と比べて検査や治療の流れがつかみにくいからしり込みしてしまうという声をよく耳にします。

西岡医院における治療までの流れをまとめてみました。

ちなみに、治療導入まで最短の場合は2日間

①初めての受診と簡易検査
初診のときに、自覚症状について伺います。
パンフレットに沿って、SASという病気の原因や注意点についてお話します。
多くの方は、そのまま簡易検査を行います。機械をお貸しして自宅で一晩装着し、翌日~ご返却いただきます。返却は代理の方で結構です。

②簡易検査の結果説明
一時間あたりの無呼吸、低呼吸の数(AHI)によって異なります。
SASなし(AHI 5未満) →治療は必要ありません。
SAS軽症(AHI 5~20) →マウスピースの作成を行います。
SAS中等症~重症(AHI 20~40) →③精密検査へ
SAS超重症(AHI 40以上) →④CPAP療法の導入へ

③精密検査
来院前に入浴をお勧めしています。
夕方に来院いただき、10分程度で機械を装着します。
装着後はご自宅でいつも通りにお過ごしいただきます。食事もできますし、晩酌もできます。
翌日に機械を外して返却していただきます。返却は代理の方で結構です。
返却いただいた日のうちには結果を解析いたします。

④CPAP導入
AHI20以上の方では、睡眠時に鼻にマスクを装着するCPAP療法が保険で行われます。
当院では遠隔モニタリングを導入しているため、毎晩の呼吸状態のデータを見ながら最適の設定を行います。

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【西岡医院】
内科、呼吸器内科
アレルギー診療
睡眠時無呼吸(自宅検査可能)
Tel 027-344-2252
群馬県高崎市浜川町1935
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2018年04月11日