重症喘息の治療

昨夜は前橋で気管支喘息の勉強会が行われました。

群馬大学呼吸器アレルギー内科の先生方と、相模原病院の講師の先生により重症喘息の治療について解説されました。

すでに行われている喘息の標準治療である吸入ステロイドは非常に有効性が高いのですが、それでもコントロール困難な方は一定数いらっしゃいます。

ヌーカラ、ファセンラのような近年の新薬や、気管支温熱療法のような内視鏡治療の広がりによりそれらの方にも福音が訪れる可能性が示唆されていました。

当院でも大学病院との連携で気管支温熱療法を受ける患者さんはいらっしゃいます。発作の頻度が半分程度になるため、難治性、重症の方に特に有効な印象です。

2018年06月02日