COPDは死亡原因の8番目

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の知名度は政府の啓発活動の甲斐もあって少しずつ上昇してきました。しかしその恐ろしさはいまだ十分伝わりきっていなません。

COPDは長年の喫煙の蓄積により生じます。現在、または過去に喫煙していた方の8人に1人がCOPDを持っているといわれています。日本では喫煙率が高く、まだまだ患者数が増加すると予想されています。

慢性的な咳、痰、動いたときの息切れ症状に始まり、呼吸機能が低下すると酸素吸入を要するなど生活に不自由をもたらします。
2016年、COPDによる全国の死亡者数は15,686人でした。これは疾患別で男性の死亡原因の8番目にあたります。

COPDの治療の第一は禁煙です。いくら治療しても、タバコを止めないと思うような効果は上がりません。

治療薬としては気管を広げて呼吸を楽にする吸入療法があります。肺機能を改善して呼吸の症状を緩和する効果もあります。

COPDを診断するにはレントゲン検査だけでなく肺機能検査が必要です。禁煙外来も行っておりますのでお困りの方はお気軽にご相談ください。

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【西岡医院】
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2018年07月04日