JPAP:携帯できる無呼吸治療器

睡眠時無呼吸症候群の治療はCPAPが用いられています。
鼻のマスクから空気を吹き込むことで、無呼吸を効果的に抑制して睡眠の質を高めてくれます。

ただ、これまでのCPAPの問題点として携帯性の低さがありました。
出張が多い方や職場の夜勤の仮眠が多い方では、小さい器械でないと出先で使うことができません。

日本のメーカーが開発したJPAPという器械が最近登場しています。これは360gという軽さであり、従来の装置の3分の1程度です。

出張が多いという睡眠時無呼吸症候群の患者さんに今月導入していただきましたが、代理店によると群馬県内では当院が初めてということです。

医療費は従来のものと同様で、再診料込みでひと月あたり4000円強です。(3割負担の場合)
従来のCPAPが優れている点もありますが、患者さんにとっての選択肢が増えるというのは歓迎すべきことと思います。

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【西岡医院】
内科、呼吸器内科
アレルギー診療
睡眠時無呼吸(自宅検査可能)
Tel 027-344-2252
群馬県高崎市浜川町1935
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2018年10月15日