COPDの死亡者数は世界で年間320万人、喘息は40万人。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は日本でも増加しており、2015年には国内で3万5775人が亡くなっています。
世界疾病負担研究という世界規模のデータベースで、その数字は全世界では320万人/年であることが判明。Lancet Respir Med誌に発表されました。COPDによる死亡者の増加は海外でも社会の大きな問題になっています。
PM2.5のような環境大気中の粒子状物質もリスクになっていましたが、やはり最大のリスクは喫煙であったことが合わせて報告されています。
喫煙中の方はなんとか禁煙にトライしていただくのがCOPDによる呼吸困難、死亡を避ける最良の方法です。

同時に行われた調査では喘息でも年間40万人が命を落としていることがわかりました。適切な吸入薬治療により防げたはずの死がまだこれだけあることは残念です。

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2017年09月08日