COPDの診断には肺機能検査が必要です

喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、間質性肺炎などの呼吸器の病気を診断したり、治療の経過を追うための検査です。息を吸う力、吐く力を調べます。
鼻から空気が漏れないようにクリップでつまみ、マウスピースという筒をくわえて医師の指示により息を吸ったり吐いたりします。

肺活量(息を吸う力):ゆっくりと呼吸して測定します。ゆっくりと最後まで吐ききったところ(最大呼気位)から、空気をゆっくり胸いっぱい吸い込んだところ(最大吸気位)まで吸える量をみます。間質性肺炎のような、肺が固くなる疾患では低下します。
1秒量(息を吐く力):力いっぱい息を吐きだしたときに、最初の1秒間に吐くことができた空気の量です。喘息、COPDなどで低下します。

特にCOPDでは診断のために肺機能検査が必須であるとガイドラインでも定められています。

当院の機械では検査時間3分くらい、3割負担の方では1000円弱です。お気軽にご相談ください。

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【西岡医院】
内科、呼吸器内科
アレルギー診療
睡眠時無呼吸(自宅検査可能)
Tel 027-344-2252
群馬県高崎市浜川町1935
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2017年06月25日