勉強会参加報告:重症、難治喘息の治療

NHKの連続テレビ小説で、主人公の兄が若くして喘息で亡くなったことが話題です。時代背景が明治時代で、喘息の薬もなく転地療法くらいだったころですね。
昨日は前橋市で昭和大学の田中先生、東京大学医科学研究所の中江先生をお招きしての気管支喘息についての勉強会が開催され、院長も参加してまいりました。

34歳以下での気管支喘息死亡の統計が興味深かったです。
年間に100万人あたりで、日本では

1991年…0.71人
2001年…0.25人
2011年…0.06人

吸入ステロイドの普及につれて、劇的に死亡者が減っているのがわかります。
一方で高齢者の喘息死はまだ多い。高齢の方でも吸入指導をしっかり行えば問題なく治療できることが多いですね。

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【西岡医院】
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2017年10月14日