喫煙と寿命の関係

「タバコを吸うと寿命が減る」とよく耳にはするものの、具体的にどれくらい影響があるのか調べた研究があります。
研究では、広島、長崎で6万人以上の方を平均23年間追跡。結果は権威ある医学雑誌のBMJに2012年に発表されました。

現役の喫煙者は全く喫煙経験がないグループと比較し、男性で8年、女性で10年もの寿命の差が生じたのです
解析結果からは、44歳までに禁煙すると、死亡リスクが非喫煙者より微増程度まで改善することも同時に示されました。

禁煙により寿命がどれだけ伸びるか海外の研究で明らかにされています。18歳で喫煙した人が30歳で禁煙すると10年、40歳で禁煙すると9年、50歳で6年、60歳で3年寿命の延長効果があります。たとえ何歳でも禁煙することで利益があるということです。

自力で禁煙できればベストですが、なかなかうまくいかないもの。禁煙補助薬が健康保険の適応になる場合もありますのでご利用いただくのもひとつの方法です。
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2017年07月11日