睡眠時無呼吸と高血圧、糖尿病の関係について京都大学からの報告

睡眠時無呼吸症候群が高血圧、糖尿病と関係していることはこれまでも多くの研究で指摘されていますが、京都大学の呼吸器内科により長浜市で、過去最大規模の研究が新たに報告されました。NHKなどメディアでも報道されていました。

過去5年間に滋賀県長浜市で検診を受けた7000人強の成人について調査され、全体の12%にあたる866人もが睡眠時無呼吸症候群と診断されました。このうち男性では4人に1人が中等症以上でした。

中等症以上の方では高血圧の割合が2.4倍多かったそうです。

糖尿病についても、特に女性では睡眠時無呼吸症候群の中等症以上の場合に糖尿病の割合が閉経前で28倍、閉経後で3倍でした。

睡眠時無呼吸症候群を治療することで、高血圧や糖尿病の改善につながる可能性があります。治療の効きにくい方では特に、睡眠時無呼吸症候群の検査をお勧めします。

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2018年05月10日