睡眠時無呼吸の低酸素は女性のほうが重症
睡眠時ポリグラフィを行った約400人を解析した研究が北欧で報告されました。(Kulkusら Phys Mesur Jul 2017)
睡眠中に生じた無呼吸による酸素飽和度低下は、男性よりも女性のほうが程度が大きかったという結果。酸素飽和度が下がればそれだけ血管や臓器に生じる負担は大きいため、治療を要する度合いも増すと考えます。
過去にも記事にしておりますが、女性は睡眠時無呼吸症候群が存在しても検査を受けていない方が多く適切な治療を受けていない傾向があります。
仕事や家庭の中心となっているために検査入院などができないことが原因でしょう。
精密検査(フル・ポリソムノグラフィ)が外来で実施できるため、当院では睡眠時無呼吸症候群の患者さんの男女比はほぼ半々です。
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【西岡医院】
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